【推しの子】3話感想!「漫画原作ドラマ」めちゃくちゃやってやるアクアがかっこいい【2023春アニメ】

推しの子

こんにちは、たすです!

早いもので5月後半突入。みなさん春アニメは満喫していらっしゃいますでしょうか?

私は暫くぶりにゆっくりとアニメを観る時間ができましたので、ゆっくりと追いかけています。

推しの子今期一番面白いなあって思う程ハマっています。原作は読んだことがないのですが、アニメ終わったら原作読もうかな〜。

2023年5月時点で推しの子の累計発行部数が800万部超え!さらにYOASOBIさんが歌うop曲「アイドル」のMV再生回数が最速1億回突破と喜ばしい話題がつきませんね!

今回はそんな【推しの子】の3話感想を書いていきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。

また、本記事はネタバレを多く含みますのでネタバレしたくないという方はご注意くださいね。

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【推しの子】3話あらすじ

元天才子役・かなと再会したアクア。ドラマ出演の打診をすげなく断るが、プロデューサーの名前を聞くなり返事を翻す。その名はアイの携帯電話に残されたものと同じで…!?

推しの子公式サイトより引用

【推しの子】3話感想!

重曹ちゃんの存在感

この作品の要と言ってもいいくらいの存在感を放っているのが、重曹ちゃんもとい有馬かなですね。

久しぶりの再会でアクアに絡みまくる重曹ちゃんが可愛らしいw

「10秒で泣ける子役」として幼少時代に登場してきた時点では、よくいる生意気な子役キャラかなって思っていたのでこんなに良いキャラになるとは驚きでした。

プロ意識が高くて、誰よりも演技に絶対の自信があったかなですがアクアの演技を間近で見て以来ずっと心の中にアクアへの想いがあったんでしょうね。

彼女は順風満帆に女優の道を歩んでいるわけではないみたいで、子役時代の知名度はあるのにも関わらず、全盛期と比べて露出が控えめになってしまっているようでした。

子役あるあるっぽいですよね。

アクアが役者から引いて演技の道を辞めてしまったことにショックを受けていたかなですが、監督のもとで映画業界の裏方仕事を勉強していると聞いた時はとても嬉しそうでした。

うーん。これは戦友仲間みたいな絆を感じてしまいます。

アクアの方もかなに対してすごく自然体なので、この2人を見ているとなんだか安心感がある〜。

アクアが「今日あま」参戦!

そんな有馬かなからの猛プッシュでネットドラマ「今日は甘口で」に急遽代役として出演することになったアクア。

あんなに役者はもうやらないと言っていたアクアですが、これには理由があります。

プロデューサーが鏑木勝也(カブラギマサヤ)という人物で、実はアイの携帯の電話帳に入っていた十数名のうちの1人だったからでした。

もちろんアクアの目的は「父親を探す事」です。この業界に居続けているのも全て復讐のため。

ものすごい執念ですよね。携帯のパスワードとか何万通りもあるのに4年がかりで解除して。

ルビーですら、まさか復讐のためとは思わず「ママ、言ってたもんね。私は将来アイドルで、アクアは将来役者さんかな?って…あの言葉…忘れてなかったんだね」としみじみ言っています。

ちょっとこの時のアクアが罪悪感ありそうな表情していましたけど、やっぱり復讐のことは自分1人でなんとかしたいのでこればっかりは本当のことは言えません。

ともかく、アイの死の真相を探るための人生なので、どんなことであろうとアクアは前に進みます…。

漫画原作ドラマあるある

漫画原作ドラマや映画にあるあるなポイント満載でかなり笑えました。(笑)

①原作にいないオリキャラが活躍してる

できるだけ多くの役者を使いたい制作側の事情。

②展開が違う

原作全話を半クールに収めているためどうしてもカットせざるを得ない部分が出てくる

③役者の演技が酷い

演技未経験の役者が多い(売り出したい新人を使いたい制作側の意向)

これに加えて予算や納期の関係があり、作品クオリティ優先な制作とは言えないようです。

これは原作ファンからすると許し難いものがあり、リアルでもちょくちょく漫画原作の映画や実写ドラマに対しての批判が殺到していますよね。

制作側には制作側の事情があるのでしょうが…やっぱり好きな作品が「コレジャナイ感」でいっぱいだったら悲しくなって「もう見たくない…」ってなっちゃう気持ちもわかります。

アニメでも声優さんの演技や声質の「なんか違う」があるくらいですしね。

悲しかったのが、原作者さんの先生のガッカリした表情ですよね。

映画やドラマで話題になるのは間違いないけれど、原作と大きく違ったものになるのはファン以上の悲しみがあるのではないでしょうか…?

演技力を抑えている有馬かな

しかし、「今日あま」の役者たち酷すぎますね…wこれはかなが可哀想になるレベル。逆にこういう大根役者っぽくできる声優さんがすごいと思います。

あまりにも周りが棒なので有馬かなは、「あえて演技を下手に」「演技を抑えている」のだそうです。

確かにこんな中でかなが1人だけ本物の芝居をしたらそのギャップでとても見れた作品じゃなくなってしまいます。

昔は自分が輝いていればよかっただけの生意気だった子役のかなが、今では周りとのバランスを考えたり、売り出したいタレントの立場を考えたりするかなが大人になったと、なんかちょっと感動です…。

それはかなが自分自身闇の時代を過ごしてきたからこそ、視野が広くなって成長した証でもあるんですね。

かな「うまい演技と良い作品作りは別…確かにこの作品は企画からして売り手の都合が前に出過ぎてる。作品として面白くなりようがないわ」

かな「1話の撮影で原作者の先生が現場に来た時、あの失望した顔はキツかったわ…でも、役者や裏方さん個人個人は精一杯やってて観てくれる人や原作ファンのために少しでも良い作品にしたい、せめて見れる作品にする。そのためなら下手くそな演技もする」

たとえ自分の役者としての評価を下げることになっても…使ってもらえなくなったら役者は終わり、そのためかなは周りとの協調を選んだんですね。

自分の立場をよくわかっている、かなの発言は名セリフだと思います。

アクアは努力している人間を見捨てない

アクアにとっては自分の父親に繋がりそうな点を探すための目的だった今回のドラマ出演。

だけど、有馬かなの作品にかける熱い思いや、うまくいかない現状の中で必死に自分の居場所を作ろうともがくかなのリアルな現実を知ったアクアはほっとけません。

やっぱり、アクアって冷たいようで優しいですよね。他人なんか知らないって顔して、危ないことでもさらっとやってしまいそうなのに。

アクア「ダメな企画に演技のできない役者陣…だけど話を聞いてから改めて見ると脚本と演出は役者に合わせているのがわかる。ダメな演技でも見れる作品にするテクがそこらで使われていることに気づく。裏方は優秀、そしてヒロインはバリバリの実力派…なんかやりようがありそうだな」

はい、ここで黒アクアになっちゃいますw

こういうところを見ると、アクアっていつも自分を抑えているんだろうな〜って思いますね。

撮影当日、普通にそつのない演技をするアクア、さすがです!こんなの練習すれば誰でもできるっていうけど、自己評価低くない?

その平均点を出したくてもできない人もいるのよ…。

まあ、言いたいことはわかりますけどね。自分じゃなきゃできない演技をしてるわけじゃないってことなんでしょうね。

撮影中断時、当然DNA鑑定のためのサンプルを採取するため鏑木が捨てたタバコの吸い殻を狙うアクア。

その際にプロデューサー鏑木とスタッフの会話を聞いてしまいます。

鏑木「かなちゃんねえ…使い勝手楽でいいよね。誰にでもいい感じに尻尾振ってくれるから雑に据えとくにはちょうどいい」

アクアの表情が変わる。

鏑木「有馬かなっていう名前は“一応“世間に浸透してるし事務所抜けてフリーになってギャラもタダ同然でネームバリュー使えるんだから、得したよ」

許せません…。さらに鏑木はかなのことを演技にうるさいなどと言い放つのでした。

やっと自分が評価されてきたのだと喜ぶかなの顔が頭に浮かぶアクア…「評価なんてされてねえじゃん…世の中そんなもんだぞ、有馬かな」

鏑木のDNA鑑定サンプル採取の目的は達成したのですが、アクアの瞳には黒い光が灯ります。

アクア「せっかくだからめちゃくちゃやって帰るか」

ゾク…としました(笑)

【まとめ】

以上【推しの子】第3話のあらすじと感想でした!

う〜ん、カッコ良すぎ!!!!

EDの入り方神すぎて、毎回感心してしまう〜。Get Wild現象!

アクアってやっぱり中身がおっさんなだけあって、視野が広いんですよね。

また医者という職業柄、辛い思いをしてきた人や努力が報われないまま命を落としていった患者さんを見てきたのでしょう。とことん現実的でありながらも、人に対しての情が深いです。

そんなアクアの瞳が憎悪という闇に包まれた時、黒い光を解き放つ(中2…)んですが、それがとっても頼もしいというか。

大なり小なり人は理不尽な思いを抱えて生きていることってあると思うんですが、アクアはそんな自分らの憂さをはらす存在であると言えるのかもしれませんね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!次回、4話感想記事でお会いしましょう!

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