こんにちは、たすです!
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第7話が放送されました。

えっ…もう7話なの…
アビスって1期もそうでしたが1話、1話が内容詰まってて毎回あっという間にEDなんですよね〜。。
今回のお話は、この後じっくり感想で書きますが「見る人を選ぶアニメ」の真骨頂いっちゃってますね…。
黄金郷編の物語、後半に行くにしたがってだんだんとダークになっていきますが避けては通れない大事な部分なのでしっかりとかみしめていきましょう!
『あなたの願いは、何ですか?』
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第7話 あらすじ
決死隊「ガンジャ」の生き残りだと明かしたヴエコは、「成れ果て村」の忌むべき成り立ちについてリコたちに語り始める。かつて「還らずの都」へと辿り着いたワズキャン率いるガンジャ隊。黄金郷を見つけたという喜びもつかの間、昇降による異形の呪いのせいで地上に戻ることができないことに気づく。隊員たちは「黄金郷で最初の民として生きていこう」と決意するが、食糧と水場の確保に難航する。
メイドインアビス「烈日の黄金郷」公式サイトより引用
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第7話 感想
前回はリコがイルぶるの「目の奥」に行って、ヴエコと出会いました。
食堂のおかみさんやマアアさんと共に宿に戻ったリコは、ヴエコの過去の話を聞くことになります。
「話したらたぶん、後戻りできなくなっちゃうよ?」とヴエコに言われたリコですが…
リコ「聞きたくないって言えるならここまで来てません!」と即答。
第7話は、そんなヴエコの過去のお話、ガンジャ隊サイドからスタートします。
ガンジャ隊、ショウロウの地に降り立つ

ガンジャ隊を出迎えたのは、ガブールンと同じ干渉器たちでした。現在はガブールンしかいないようですが、昔には結構干渉器が存在していたんですね。
干渉器「我々はただの干渉器」「見て 触れて 探し集める」「新しい言葉 新しい外見 君たちのこと もっと知りたい」
ワズキャン「分かるよ〜僕らも知りたいことだらけだ お話をしようじゃないの もっと分かり合っちゃおうよ」
相変わらずワズキャンのフランクなノリ、いいですね〜緊張の場でも和らぐ感じ。

「分かり合っちゃおうYO!」
そう 自分達は知ることになる ここが仮に黄金郷だとしたら 自分達を捨てた故郷より さらに過酷な環境であるということを(ヴエコ)
ここは6層…どんな危険な原生生物がヴエコたちを待っているのでしょうか。
探窟家にとって情報のない生物や環境は命取りとなりますが…。
まるで知らない街を探検しては迷子になって泣いた幼き日を思い出す、未知の怖いことってワクワクするんですよね。最高に冒険感!
もう戻れない
いきなりタイトルバーンときましたね。
OPを削って本編枠増やしてるんですかね。確かに今回のお話はかなり重要ですが寂しいですね。
ワズキャン「戻るにしても乗ってきたコレを使うしかないのか」
コレというのは5層なきがらの海からラストダイブに使う例の昇降機ですね。
ガンジャ隊がアビスを発見したのは約2千年前なのでこの昇降機は相当年代物だったんですね…てっきり5層イドフロントができるちょっと前くらいに開発されたのかと思ってました。
では誰が2千年以上前に、この昇降機を作ったのか?それはレグと何か関わりがあるのか?これも現在は謎のままとなっていますね。
白笛を持っていたあの成れ果てがエレベーターガールのように祭壇を動かしてくれてここまで来れたのですね。

そして、この成れ果ては一体誰なのか…ガンジャと同じで故郷を追われた先住民の可能性が高いですよね。しかし白笛を持っているということは最低でも二人はいたということですね。

白笛の正体が明らかになってから、白笛を見る目が変わってきたような…
実験の結果、一度上昇して戻ってきたヒトがヒトの形をしていないことがわかり、もうここから戻ることはできないと悟ったガンジャ隊の人たち。
結構、重いですね〜。そしてその場所に現在リコたちも足を踏み入れてるってことですよね。改めて、怖いな。
ショウロウの地にきた時は、祭祀場の祭壇がたまたま動き降りることができた。原因は祭壇の近くにいた石を抱えた成れ果て。彼をのせた後に祭壇は動き出した。なぜ彼がここにいたかはもうわからない。しかし、彼が祭壇を上昇させられるか私たちは試す必要があった。祭壇は昇り、数時間するとまた、降りてきた。この地からヒトはヒトの姿のまま、戻ることはできない。(ヴエコ)

ワズキャン「我々は行くことも戻ることも叶わなくなった。だが伝説の黄金都市は確かに存在し、手付かずのまま広がっている。我々は今、伝説の中にあり、その伝説を紐解ける唯一のものである!!…どうせ故郷を捨てた身だ どこにも行けぬなら、ここから始めよう 我々こそが地の底黄金郷の最初の民となるのだ!」
ここでワズキャン、隊の士気を上げますか。こんな風に民衆はカリスマ性のある人間に吸い寄せられ思い通りに操られていくのでしょう。
ここが呪いの無い地上なら怖気づいて引き返す者も大勢出そうだけど、事実上もうヒトとして戻れないのだから今はワズキャンのこの言葉にすがるしかないか…。
イルミューイの本領発揮!
ガンジャ隊の食料が尽きかけています。これだけの人数ですからね。原生生物を捕まえるしかないけれど…。
ヴエコ「切り詰めて後7日間くらい…水はもっと早くなくなるはず」
ワズキャン「干渉器ちゃんなら水場知ってるんじゃないの?」
ベラフ「聞いてみたがルートの確保が課題だ 彼らは生き物ではない故に 呪いにはかからないが それゆえ どの程度の昇降が異形の呪いをもたらすのかも知らぬのだ」
水は生命の源!水を必要としない干渉器って便利ですね…。とにかく水場の確保を急がないと…とそこに文字の書いてある地面を見つけるヴエコ。
ヴエコ「これ…なんて書いてあるんだろう」
イルミューイ「ゾイギューソぅし…メッつォコリじゃす…」
ベラフ「分かるのか?」
イルミューイ「まェん」

ベラフ「驚いた…未知の文字列すらあるぞ…あの集落の識字率は我々を遥かに超えているな…この黄金郷を理解するには君の持つ知識も必要不可欠のようだ」
ベラフ「ヴエロエルコ、文字のできるものを集めてくれ 干渉器たちもだ イルミューイ、君が頼りだ!」
イルミューイが初めて役に立ちました!(まぁいるだけで癒しなんですけどね!)
イルミューイの声、ファプタの声優さんと一緒なのですがファプタの時とはまた違ってめちゃ可愛いですね〜イルミューイこねくり回したいです!
捨てられたイルミューイ
いつの間にかイルミューイがヴエコたちの現代語を話せるようになっています!すごいし、可愛い…可愛すぎる。
ヴエコ「ねえイルミューイ、ここの住人はどこに行ったのかな」
イルミューイ「分かんね けどここにはいない 身体に模様あるヒトみたいな姿だって村の言い伝えにあった」

イルミューイ「村で一人前なったら身体に模様の墨入れる 黄金郷の住人にならう でもイルミューイこどもできない身体…入れたの捧げものの墨だった…」
捧げものの入れ墨…つまり使い物にならないから生贄ってことですかね。ひどい。
原生生物「ヤドネ」イルミューイの大切なともだち

いつの間にか紛れ込んでいた大人しめの原生生物「ヤドネ」とっても可愛らしいですね。
ヴエコ(可愛い…!)「あっイルミューイ…まだ危ないって!」

めちゃくちゃヤドネを可愛がるイルミューイに、かつての虐待されていた頃の自分を思い出してしまったヴエコはイルミューイを抱きしめます。

ヴエコが抱きしめたかったのは、過去の自分だったのかもしれませんね。
パッコヤン「ヴエコ…その生き物を飼う余裕は…」
ヴエコ「だ…大丈夫!こんな場所でも…おとなしい生き物が生き残ってる!だから…その…」
ベラフ「その生態を調べれば探索の…我々の生存の突破口足りうるかもしれんな」
ヴエコ「そう」
ベラフ「しばらく置いて様子を見よう ワズキャン、いいな?」
ワズキャン「もちろんだ、可愛いしね!」
ヤドネってこの時代から生息していたのですね。殻被りの生き物は結構タフなのかしら?
ヴエコは本当にイルミューイのことになると甘くなっちゃうし、それを理解して支えようとするベラフも、懐の大きいリーダーのワズキャンもみんないいですよね。
ずっとこのままこんな風に暮らしていって欲しいな…って思いました。
飲み水を探そう
サバイバルに何より必要な飲み水。いくつかの水場から飲み水に適している、あるいは確保のルートが取れる唯一の場所を割り出しました。
実際に飲んでみなければわからないのでそればかりは自分達で確かめるしかありません。
パッコヤン「透明…匂いもない」

ヴエコ「待って、沸かしてから…」

水源を確保できた自分たちは それを足がかりに人喰いの黄金都市で生き残る術を犠牲を出しつつではあるが、少しずつ少しずつ身につけていった。(ヴエコ)
なんて温かい闇なんだろう
具合の悪そうなイルミューイ。熱がありそうです。
イルミューイ「ちょっとあつい…フカー…母さんのにおい」

ヴエコ「ふへへぇ…それが理由?イルミューイが最初に私に懐いてくれたの…」
イルミューイ「母さんのにおい…たくさんのヒトと交尾したにおい…」
ヴエコ「ふっへぇ」

おかあさんて いいにおい〜ていう童謡を思い出しますね。
これ言われたヴエコさん、「ふっへぇ?」っていうリアクションするしないですよね(笑)
イルミューイ「母さんとても偉いからたくさん子供いる でも女の子供イルミューイだけ だから兄たちとてもかわいがってくれた でも…イルミューイ調べたら子供出来ない分かった イルミューイ呪われてる言われた 呪われたもの大穴が産んだから大穴に帰る…母さんも兄たちもイルミューイ見なくなった…もう子供違う言われた…」
不要な子供として、アビスに捨てられたイルミューイ…現代では考えられないことです。
イルミューイが「子供ができない」=「自分は必要とされていない」ことを理解していることが悲しいです…。
ヴエコも自分が子供のできない体だということ、そしてイルミューイの母親代わりにはならないけどそばにいると言おうとした時
イルミューイ「代わりとかじゃない ヴエコがいい やだ もう捨てられるの…」

自分は 自分は光を見つけたがっていた だが闇の中でようやく見つけ触れ合ったものはやはり闇だった。けどなんて…なんて温かい闇なのだろう…(ヴエコ)
ヴエコ「離したりしないよ…イルミューイ…」

今回で一番好きなセリフです。
「温かい闇」だなんてこんな素敵な言葉の使い方できるつくし卿…いいですねぇ。
「命は暗い闇の中に置いてこそ光り輝くんですよ」つくし先生の言葉を思い出します。
闇の中でなければ見えないものもありますよね。
そして、大切なともだちが大きな生物に食べられてしまったイルミューイ。この悲しい事件が、この後の展開に大きく関わってきます。

子供のように可愛がっていたあの子…骨になっちゃった…。

骨になっちゃったけど、ヴエコが違う形にしてくれました。

これでいつでも一緒だね、イルミューイ。

異変
突然苦しみ出すイルミューイ。
ヴエコ「下痢…こんなに…透明な卵?芋虫?」

さすがヴエコ…素手で躊躇なく触るのかー。
他の隊員たちも前日までは微熱だったのにかなり具合が悪くなっていました。
パッコヤン「エイチェムのここ…見てください…足の指溶け固まった鉛みたいに…」
ヴエコ「皆、下痢の跡がある…看病に水がいる!これ、伝染の可能性もある…!」
ちゃんとした施設も設備もないだろうし、伝染病だったら全滅の危険もありますね。
病の原因は何か?原因を突き止めるためベラフ達は水場の調査に出向くことにしました。
さらに食料の調査隊メンバーがとんでもない姿で息を引き取っています。

ヴエコ「この姿…何…!?」
何かとんでもない事態になっていることは間違いない。
下痢もですが、食料調達隊の頭の変形もやばい…まるで成れ果てじゃないですか。もうわからないことだらけですよね。
一方調査をしているベラフの方は…
ベラフ「岩ではない?!幾重にも折り重なり…溶け固まった大型生物の死骸…我々は…これを作った原因を口にしていたのか…⁉︎」
この水を飲んだであろう大型生物達の死骸…ここには安全な水なんてないのかもしれません。
これが分岐点だった…
ワズキャン「ねえヴエコ これカバンの中にあったんだけど何かわかる?」

ヴエコ「遺物…だと思います 何に使うのかまでは…」
神がかりの予言者は何か予感があったのだろうか。それとも大穴の魔力が我々の欲に勘付いてよこしたのだろうか いずれにせよこれだ これが分岐点だった。(ヴエコ)
遺物の中に入っているものの形、見覚えがありませんか?そう、星の羅針盤のコンパスにそっくりなんですよね。
これは何か意味があるのだと思いますが、さっぱりわかりません。
ただ、星の羅針盤が単にアビスを指すアイテムってだけじゃないような気がしてきますよね。
水ではない水
ワズキャン「水そのものが生物だね 下痢の中から出たアレは卵や種の類いだろうね」
つくし先生、ガンジャ隊に試練を与えますね…いや、ヒトなるものに試練を与えると言った方が正しいか。
この唯一の水場が飲めないとなると安全な水を確保するのは厳しくなりますね…レグがいればなぁ…。
ワズキャン「大穴での飲み食いは挑戦ばっかだったけど今回のは特にヤバいね!」
さすがのワズキャンもちょっとヤバそうな表情ですが漫画だとちょっとここ笑ってるんですよねw(アニメのワズキャンは少し真面目)
でもだとしたら、リコたちも現在6層の水を飲んでいるはずですが…大丈夫なのか気になりますよね。
願いのかたち
丸い形の遺物を干渉器たちに見せるワズキャン。

ワズキャン「あの子たちはここに戻ってきた時はまだ息があったんだけど…ひょっとしてこの『遺物』が関わってたりする?」
干渉器「それのしわざ 丸い遺物は願いの形 ささやかなものから強いものまで それ とても強いもの」
干渉器「直に触れない方がいい 取り込まれて願いが散るとああなる ヒトの成体は雑多で複雑 適していない 使わせるなら幼体がいい」
どうやら、この遺物を直に触ったせいで調査隊メンバーは頭がボンバっちゃったようです。
この遺物は『欲望の揺籃』というもので、『願いを叶える卵』なんだそうです。
なんでも叶えてくれる魔法のランプとは訳が違うみたいですね、直に触っちゃいけないってとんだ危険物質なのでは…。
もう、6層にある全てのものが信じられないくらい、怖いんですが…。
死へ向かうイルミューイ・ヴエコ決断の時
水を摂ることが必須なのにその水が身体を蝕んでいきます。
ついにイルミューイの手までもが溶けかかっていました。

苦しむイルミューイを見ていられないヴエコはある決断をし、ワズキャンに相談にゆきます。
ワズキャン「あの『願いを叶える卵』かい?」
ヴエコ「大人がダメでも…子供ならうまくいったり…しない?」
ワズキャン「許可する!僕らじゃ雑念が多すぎる あの子自身の願いに賭けよう」
あんな得体の知れない遺物を、なぜヴエコは使おうと思ったのか?
私は、「自分だったらどうする?」と考えてみましたが、「我が子に未知の遺物を試してみる」なんてとてもじゃないが考えられません。大体何を願うかは本人次第です。
しかしガンジャ周辺はパニックに陥っていただろうし、「イルミューイを失う恐怖」がヴエコを冷静な判断から遠ざけてしまったのかも知れません。一縷の望みってやつですね。

『あの子は我々の救いになる』
初めて間近で見た…神がかりの預言者の顔…(ヴエコ)
ちなみにベラフも発症してしまった模様。ここで三賢の知性ベラフが欠けてしまいます。
アニメだと分かりづらいのですが、ワズキャンのことを語るとき「予言者」「預言者」二つの言葉が使われているんですね。
この二つのヨゲンは似ているようで意味が違います。
- 予言…「未来に関する予測」
- 預言…「ある人が神や神霊の代わりとなって、神意を民衆に告げること」
「予言」と使ったのは、アビスを探す船の上でベラフが「彼は…君の入団も三賢入りも予言した」とヴエコに話すシーン。さらにショウロウに降り立った時にこの場所以外では悲願の達成は出来る場所はないと思ったヴエコが「そう言い切れるだけの予感は神がかりの予言者でなくとも感じ取っていた」と「予言」の文字を使っています。
一方「預言者」と使ったのは、「あの子は我々の救いになる」と言ったワズキャンを見たヴエコの「初めて間近で見た…神がかりの預言者の顔…」という心のセリフ。
そう、まるでワズキャンの言葉は少なくともヴエコにとって神のお告げのように聞こえたに違いありません。
何かがおかしくなっている
それからしばらくのち、ヴエコが目を覚ますと元気な姿のイルミューイがいました。

イルミューイ「見てヴエコ!ぜんぜんいたくない!」
ベラフ「この子は…何を願ったのだろうか…」
ベラフはイルミューイと一番心を通わせたのはヴエコだから、ヴエコに全てを任せようとワズキャンに提案します。二人の絆を間近で見てきたことがわかりますね。
限界は迫っていた 動けた者も日々倒れ もはやほとんど残っておらず自分まで発症したら…イルミューイはあのままここに一人で…(ヴエコ)
欲望の揺籃が胸に埋め込まれた姿となったイルミューイはどんどん成れ果て化していきます。どんどんヒトのかたちが壊れていきます。

イルミューイ「ふかー…ヴエコがいるからへいき…」
ヴエコ「イルミューイの身体はね…イルミューイがお願いした姿になろうとしてるんだって…」
イルミューイ「ふーん」
この選択が間違いでなかったと祈るばかりだ 願いを叶える卵…この子は自らの幸せを 自らの恐怖が消えることを願ってくれたのだろうか(ヴエコ)
願いはかたちとなって生まれる
ここまでもキツい人はきつかったと思うのですが、このあたりから本当に胸の奥がグッと抉られるような、苦しい感覚になります。ダメな方は無理しないでくださいね。
イルミューイの叫び。
イルミューイ「みて…ヴエコ…ほら…あかちゃん…」

イルミューイは赤ちゃんを産んだのです。あの可愛い原生生物によく似た赤ちゃんを。
しかし翌日には、生まれた赤ちゃんは食物を摂取するための器官がなく食べることも飲むこともできずイルミューイの手の中で弱っていくのでした。
泣き叫ぶイルミューイ。なんて心を刺すような叫び声なんだろう…。産まれた時とはまた違う叫び声です。

ヴエコ「これが…この子の願ったことなのか?」
子供が産めないことで親や兄弟に捨てられたイルミューイは子供を産みたかったのでしょうか。しかし生まれた子供はとても人間の子供とは言えない姿をしています。
これはイルミューイが可愛がっていた「ヤドネ」が彼女にとって子供のような存在であったということが推測されます。また産まれてくる場所も胸の遺物からとなっており本来の出産とはかけ離れたものになっています。
そして、二人目も三人目も生まれては死んでいく。一体いつまで続くのか、この奪われる続ける悲しみにイルミューイは慣れることはありませんでした。
振る舞いワズキャン
ついにヴエコにも病魔が忍び寄ってきます。
日々弱っていくヴエコ。

水が…水が欲しい…ひたすらに水が…イルミューイごめんね…自分はひどいやつだ…得体の知れないものに願いを蝕まれ続けるあなたを置いてあなたのことを思いたいのにもうただただ、水が欲しい…(ヴエコ)
(遠いワズキャンの声)「あの子の願いを叶えてやりなよ できるのは君しかいないんだよ」

脂の香り…なんて…なんて香ばしさ…はやく…はやくそれを…
命のスープをヴエコは口にします。
こんなに…こんなにうまいものがあるなんて…こんなに…こんな…
ワズキャンが振る舞っています。
翌朝、ヴエコは病から復活するのです。何だか神話みたいなお話ですよね。
復活した理由、それはあのスープにあるようです。
ワズキャン「おはよう やっぱり効果テキメンだったね」
ヴエコ「あれは…あの…」

ワズキャン「大丈夫!みんなにも振る舞ったさ!」
ワズキャン「言っただろう?あの子がみんなを救ってくれたんだ」
ここで7話終わりです。
いいところで切りますよね〜。ちょっとホラーというか、そんな感じで終わりましたよね。
ここからED曲を聴かされると鳥肌が止まらなさすぎる…。余韻がすごいです。
【まとめ】
次回で明らかになりますけど、ワズキャンは一体何を「振る舞った」のか?

想像を掻き立てる…
今回のお話でちょっと無理…って思う人も出そうですよね。
悲惨な展開が続いて辛いですがこの後どのように収束していくのか、そこに注目していただきたいなと思います。
烈日の黄金郷編のヒロインはヴエコとイルミューイとファプタだと思いますが、メインヒロインリコもこれから頑張って活躍してくれることを期待します!
それではかなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回8話感想でお会いしましょう🎵サヨナラサヨナラサヨナラ^^
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