こんばんは、たすです!
11話から1週休みで2022年9月28日に1時間スペシャル最終回「黄金」が放送されました。
これにて【メイドインアビス 烈日の黄金郷】全12話が全て終了しました。
最終回を1時間とったことで、アニメ開始前に予想していたところよりずっと先まで2期として描かれたので本当に区切りのいいところまできっちりやってくれたんだなあという印象です。
このような素晴らしい作品を生み出してくれたこと、制作してしてくれたこと、出会えたことに感謝しています。
それでは早速あらすじと、個人的な感想を記事にしましたのでどうぞお付き合いくださいね。
また、本記事は最終回のネタバレが多く含まれておりますので未視聴の場合はお気をつけください。
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第12話 あらすじ
崩壊していく「成れ果て村」の中を、マジカジャ達と一緒に避難するリコ・レグ・ナナチ。その道中で倒れて動けなくなったワズキャンと対峙する。「ここに来れてよかったかい?」とリコに問うワズキャン。そして自身が成し遂げたかったこととは何かを語り始める。一方、新たな記憶や価値に触れたファプタは、自らの役目を果たすため、村を襲う原生生物たちに再び戦いを挑む。
メイドインアビス「烈日の黄金郷」公式サイトより引用
【メイドインアビス 烈日の黄金郷】第12話 感想
これはファプタの物語
母を解放するためファプタは村ごと滅ぼそうとしますが、そこに侵入してきた原生生物がファプタとイルぶるの村人を襲います。
成れ果ての姫と言えども、この絶界を支配するリュウサザイの脅威は計り知れず、なすすべもなくこの世界の糧となってしまいそうになるファプタ。
そんなファプタの元に成れ果て村の住人たちは自らを喰わせ、ファプタは進化を遂げるのでした。
ファプタは母の代弁者であり おまえたちだ
進むべき道を闇に見て ここまできたおろかものだ
ファプタ「ファプタはおろかものでよいそす!役目を果たし…ファプタは行く!」
ファプタはこの村の成り立ちと同じくらい闇と光の積み重ねによって生まれた奇跡。
闇が深ければ深いほどその中で輝く光がまばゆく見える、それこそが「黄金」なのでしょう。
黄金を求めたガンジャ隊と、思いを継いだファプタの物語、最後まで見届けたいと思います。
価値を知った日
初めてファプタがガブールンを見つけたシーンですね。
ガブールンに声をかけられ警戒するファプタ。
ファプタ「シャーシャー」
ガブールン「我もまた干渉機 君が破壊した者たち それと同じだが 我は既に破壊され行動できない これ以上の破壊は控えてもらえると 君は 言葉は持たぬのか」
ガブールンに匂いをつけるファプタ
ガブールン「何をしている…この行動…匂いをつけているのか?」
ガブールン「どうした 休むのか? なぜここで 温度か?適温なのか?」
ガブと出会ったころはこんなにシャーシャー言って警戒してたんですねw
この空気感、ほのぼのしますよね…ファプタが完全に猫なのもかわいい…飼いたい!
ガブールンと出会う前のファプタは今みたいに人間っぽくないので、きっと色々なことをガブールンから教わっていたのでしょうね。
ファプタはガブールンの修復のため、あちこちから素材を拾ってくるようになりました。
そうして動けなかったガブールンは修復され、ファプタは物には価値があることを知ります。
ファプタ「シイ シイが集まるとクウ 他にもあると言ったな もっと教えろ 母の言葉を」
ガブールン「シイは最初の価値だ 欲の始まりやささやかな願いも意味する クウ 価値の重なり 欲の先積み重なる願いを意味する その上がグツ 願いの凝結 価値の結晶純粋さを意味する メイ 途方もない価値 願いの解放 清濁や混沌も意味する ハク これが最も高い価値だ 願いの顕現 魂の形を意味する」
ファプタ「ハク…」
ガブールン「そうだ『かけがえのないもの』をそう呼んだ 君にも呼び名があるはずなのだが…」
ファプタ「くどい 知らん 母は既に言葉をうしなてた 奴らの付けた名があたとして 知りたくもない」
名前のないものは価値が低い、ガブールンはファプタに価値を見い出し、特別な名前をファプタに与えます。
ガブールン「ファウは尊い娘アプタは不滅のもの 永遠を表す 果てぬ姫君ファプタだ」
ファプタ「ファプタ…ファプタはファプタを気に入ったぞ」
ガブールンにとって、ファプタは初めは知的好奇心を満たす欲求の対象だったのでしょうが、だんだんと絆が生まれていきます。
呪物の意味
また別の回想シーンでファプタがリコとレグを見つけるシーンです。プルシュカがいなくなった日の時ですね。
ファプタ「これがヒトの子…レグのハクそす…?母と同じものを感じそすが…何か違う…こいつは…こいつのたましいは…どこからきた…?」
リコは一度アビスで死んでいるのですが、ファプタのセリフから普通の人間とはたましいに何か違いでもあるような言い方ですよね。
一度死んで復活しているから見た目は同じだけど魂に傷でもついているのか、それとも別の誰かの魂でも宿っているのか…この辺りは今後の伏線として楽しみにしておきたいと思います。
そしてナナチw
ファプタ「このハテの子は…クンクン…なんと…!なんとこうばしそす!!そのためにつれていたのか…レグ…ファプタというものがありながら…」
ナナチの香ばしさにショックを受けるファプタw可愛いw
ファプタ「こっちがハクということは…こっちはシイなのでは? ファプタだってけつはこうばしそす…」
今までの狂気のファプタとは真逆で、いじらしくて可愛すぎます。
香ばしい匂いにちょっと対抗心燃やしてるのもかわいい…。
また、ファプタはプルシュカの声も聞いています。
ファプタ「石の者 その姿では声を届けられまい おそれるな おまえにはみずからをときはなつ使命がある ヒトにはヒトの 石には石の それぞれの使命があるそす」
リコの白笛を持っていっちゃった時も、ファプタのやさしい親切心からだったんですね。
思えばこのファプタの行動がなければ、レグが覚醒レグになることもなかったし、リコたちが今どうなっていたかもわかりませんでした。
さらに!
あの気持ち悪い呪物の正体もファプタの仕業でした。仕業って書くと悪いみたいに感じられますが、これは非力なリコとナナチのために魔物除けを作っていてくれただけでした。
ガブールン「なぜレグたちと直接話さない 君が案内すればその工作も必要ないのでは…」
ファプタ「目が多いのは好かんそす…」
ガブールン「そんなんでやっていけるのか心配だ」
ファプタ「うるさそす!」
ファプタはファプタなりに大好きなレグとそのレグのハクであるリコとナナチのことを心配して気遣っていてくれてたんですね。
このシーンを先に流さず後に見せてくる構成は原作とは違いますが、これはこういう構成で良かったのかもしれません。
2期は原作とちょいちょい構成を変えているので、原作未読の方はそちらの構成で読んでみるのも違った印象で新鮮だと思います!
やっぱりリコはリコだった
ナナチ「ごめんよぉ…ほんと面目ねぇ」
リコ「私こそ危ないことさせて…」
レグ「ファプタを止めることできなかった…不甲斐ない」
反省しまくりの3人。
リコたちがこなければ、まだ村の日常は続いていたのですが…。
でも、いつかはイルミューイの力が弱くなって自然と崩壊につながっていくのだとしたら、その「いつか」が早まっただけなのかもしれません。
リコたちによって何かが変わるかもしれないことをワズキャンは知っていたのかという点が気になります。
ワズキャン「やあ!みんな揃ったんだね!よかったよかった!このままで失礼するよ いやーまいったねえ!もう空っぽでさぁ…」
ワズキャン「ムーギィちゃんそそのかしたなんてひどいじゃない…これはみんながみんな、それぞれを想って行動した結果積み重ねで起きたことさ なあ?」
レグも言っていますがこんなふうに軽く張本人に言われたら無性に腹立たしいですよねw
ワズキャン「リコ…聞いておきたいことがあるんだ ここに来れてよかったかい?」
リコ「めちゃくちゃ来てよかった!」
リコ「私…奈落の底を目指したりせずに地上でずっと暮らしてたらきっと思いもしなかった」
リコ「呪いの満ちた絶界にこんな場所があるってこと こんな素敵なヒトたちがいるってこと だから!ここに来れてホントによかった‼︎」
これですよ。リコのすごい所は、イルぶるの成り立ちを知ってもなお「行動することで知らなかったものに出会えた喜び」を素直に喜べるところ。
どんなに辛い歴史があったとしても、そこに出会いがある限り、悲しい別れがあっても何もないよりは良かったんだと言えるリコ。
アビスに挑む探窟そのものですよね。
アビスに潜るってことは、地上の人とは永遠に会えないというところから始まって、冒険自体も常に命の危険と隣り合わせです。
それでも深淵に憧れ、闇を目指す者の覚悟がリコにはある。
なぜそこまで奈落を目指すのか?これはリコがアビスで生まれ、アビスで死に、遺物の力で蘇っているからという点が大きく関わっていそうです。
そういえば、レグもナナチもファプタもみんなアビスと深い関わりがありますよね〜。
リコ「ねえワズキャンさん あの『羅針盤』ちょっと前まで私が持ってたの」
リコ「落っことしちゃったけど…でも次拾ったヒトもきっと冒険に出て…来てよかった!ってなったらよくなぁい?」
ワズキャン「僕にはもうそこまで見えないけど…いいね とても」
やっぱりワズキャンを理解できるのはリコだけなのかもしれませんね。
純粋に目的のためにやるだけやるっていうところや、奈落への憧れは2人かなり共通していると思います。
ワズキャン「我々はねヒト以上のものになりたかったのさ この大穴を穿つにはヒトを超えなければならない」
ワズキャン「積み重ねだけだ それらの積み重ねだけがヒトをヒト以上たらしめる途方もない年月を奈落と寄り添い培った強かさが 果てを目指す好奇心と純粋さが 導かれた申し子が混ざり継いでいった『積み重ね』だけだ」
ワズキャン「望郷を…望郷を旅の先に持つ奈落の子供たち 叶わない夢より恐ろしいものが黄金の先で待つ…せめて夢を叶えて絶望しておくれ」
リコ「ふーんだ!あなたの言う通りになんかならないよ」
ワズキャン「いいね…」
自分が例えここで死んで、冒険に出られないとしてもその自分たちを糧として後に続くものがいる限り思いは託され、ワズキャンたちの冒険は続いていく。
後につなげたいというワズキャンの思いは、私たちの生きているこの世界とまるで同じだなと思いました。
子供を望み、自分の意思を受け継いで欲しかったイルミューイもそうですよね。
人間性の喪失
ヴエコ(自分は…どうして向かっているのだ…こんな物を持って行って今更何ができるというのだ…?)
ヴエコは必死に村の階段を昇って、ファプタに会いに行きます。
その道の途中でリコを想うヴエコ。
あんなに小さく、自分より何もできない子供のリコに…自分も救おうとしてくれていたリコ。
それに比べて自分は何一つ決断できなかったと反省していましたが、たった一つ自分で決断したものがあったことを思い出しました。
あった…あったな…自分で決めたこと…
楽しかったな…
ヴエコ「あれ…痛っ…」
成れ果てたってことは自分まだヒトのままだったんだ…
確かに見た目は髪が長いだけで人間でしたものね。成れ果てたことで人間のままだったんだと、どれほど人間のまま生かされ続けてきたのだろうと驚きました。
欲望の揺籃の力がすごいのか、イルミューイの願いの力が強かったのか…。
パッコヤン
パッコヤン「ヴエコ…!ヴエコ…‼︎」
パッコヤン最後の力を振り絞ってヴエコを下にぶん投げます。
そして消滅…ここ最高にエモいです。
リコによって牢から出れてすぐにヴエコに気が付いたのに、なかなか声をかけられなかったパッコヤンが、ここでヴエコに強烈に自分の意思を示したというところがパッコヤンの最後にふさわしい。
力場がなくなってきてどう足掻いてもみんな消えてしまう中で、パッコヤンは自分の守りたかった人を守れたのですから。
レグが来てくれて嬉しいそす
レグ「ファプタ!」
レグを見つけてめっちゃ嬉しい顔のファプタ、から一転冷たい表情を慌てて作るw
ファプタ「何しにきたそす」
レグ「もはや邪魔などしない!君の役目を覚悟を思い知った!半端に挑んですまなかった!」
ファプタ「それで…何しにきたそす」
「何しにきた」しか言えませんよねwファプタにも意地というものがありますから!
自分を忘れてたくせに…っていう気持ちと、でも自分の元へきてくれた嬉しさが入り混じった感情ですね。
レグ「リコ…負担をかける」
リコ「よぉし…見てなさい!私たちだってやるときはやるのよ!」
レグ「すまない…ありがとうリコ…行くぞおまえら相手なら全力だ!」
レグは色々不甲斐ない点もありますけれど、やっぱりバトルシーンはレグ最強かっこいいんで、それで相殺してもらいたいと思いますw
ヴエコとイルミューイ
あなたの中で最初に聞いた 声にならない声
私は誰にも言えなかった
あなたが本当に欲しかったのは 子供だけじゃなかったこと
すべてが すべてが望郷に消えた
もはやできることはあなたを忘れまいとすることだけ
私は私を許せなかった
あなたの望みはあの子が継いだ
あなたの中に残ったものが 今なくなろうとしている
イルミューイ…私をヒトのままにしてくれてありがとう
あなたを先を看取るという 最も重い罰を受けることができた
ありがとう 大好きだよ
私だけの温かい闇
ここで感情が爆発してしまった…。
イルミューイが本当に欲しかったものは子供だけじゃなかったとヴエコの顔が浮かんでるんですよね。
母のようではなく、母だったんだ。
やはりこの懺悔はあまりにも重いです。
子供は母を無条件に愛し求める存在であり、それはヴエコが抱えてきた闇の中のたった一つの光でした。
親にとっての最も辛いことは、子供が先に逝ってしまうことであり、それを実感してしまったヴエコ。
そのような現実を「罰」だとし、「イルミューイへの愛による罰」だと感じるほどに救いが必要だったのではないでしょうか。
イルミューイとその中で生きてきたものたちの全ての意思を継ぐファプタが前に進んでいくことで、ヴエコも解放されます。
遺された者として
「これきちんと通してないから…カジャ死ぬ 最後だけ…カジャ最後だけだから!」
カジャさんも役目のために、ずっと憧れだったファプタの中に入ることができて最後幸せそうでしたよね。
ムーギィさんも、パッコヤンも、6層にきてからずっとついてきてくれていたマアアさんも消えちゃいました…。
ナナチ「みんな消えちまったけどよ…永遠のゆりかごからアビスへ還っていったんだ オイラたちと同じ道に帰ってきたんだ だからよ…」
リコ「ナナチ だいじょぶ!みんなが助けてくれたこと覚えてる!」
ナナチ「んなあ オイラもだ」
だけど彼らの存在があったから、リコたちはまたここから先を目指せるんですよね。
覚えていることで、彼らは生きていると遺されたものはそうやって前に進むしかない。
プルシュカのことが思い出されました。
ファプタとイルミューイ
ファプタ「ファプタはそんなに母に似てるそすか?」
ヴエコ「に…似て…似てないかも…イル…は…すごく甘えん坊で…すごく…人見知りで…それで…すべすべで…すべすべ…似てる…とても…とてもあたたかくて…そして…何をしても二度と…二度と帰ってこないの…」
ファプタはヴエコを知りませんでした。それは母の全てを継いだと思っていたのにヴエコだけは実の娘にも渡したくなかったというイルミューイの想いだったのです。
「黄金郷はよお 屑でも『黄金』に変えてくれるんだってよ」
忌々しい記憶だと思っていたあの声、あの言葉を今頃思い出すなんて、意外ですよね。
だけどそれも「積み重ね」であり、あの悪夢があったからヴエコはここにいて、大切なものを掴んだと言えます。
ヴエコ「イルミューイ」
ファプタ「なんそす?」
ヴエコ「私ね…暗い目をしてるって言われて嬉しかったのだから…あなたが見えた だから…あなたが見つけてくれたの…イル…あなたが変えてくれた…。」
ヴエコがイルミューイの元へ旅立っていきました。
ファプタ「こいつは…母のもの…ファプタのものではないそす…」
ファプタ「なのに…どうして…どうしてこんな気持ちになるそすな…」
真の親子と同じように固く結ばれたヴエコとイルミューイを知り、ファプタは復讐以外の気持ちが芽生えるのでした。
それもファプタの価値となっていき、全てが糧となっていくんですね。
頑張るレグ
最愛の母を失い、ガブールンも失い、一人ぼっちになってしまったファプタ。
そんなファプタを見てリコは手を差し伸べようとしますが、リコよりも早くレグがファプタを誘います。
レグ「僕は君と出会ってしまったんだッ‼︎行こう‼︎僕は君と一緒に冒険に行きたいっっ‼︎」
ファプタ「なんそすか…おろかものの集まりそすか…?」
うん、なんかレグ頑張った!
これはどう見てもプロポーズのように見えてしまう(笑)
けどやっぱり素のファプタは可愛いですね。少し見下したようなところも可愛くて。
ファプタ「ファプタはもうゆくそす 見て 触れて 集めるそす」
レグ「来て…くれないのか?」
ファプタ「考えておくそす」
まぁ、そんなにすぐに仲間だよ!ってならないあたりがファプタらしいといいますか(笑)
「ケンカはダメだよ」のプルシュカ描写が嬉しいです。
これからもプルシュカは「愛の象徴」としてリコたちパーティを見守ってくれていることでしょう。
二度とは戻らない望郷の彼方
真の闇の中に 誰にも見つけられなかった光は 確かにあった
でもそれを手にするのは 誰でもない
あなたから生まれた黄金は 価値というくびきから解き放たれて 今 旅立とうとしている
愛こそが呪いだと知っているのに
行く末には 闇しかないと知っているのに
だからだろう だからあんなにも 眩しいのだ
「みなのもの いってきます」
もっともっとファプタの笑顔が見たいと思ってしまう。
これからは役目じゃなくて、自分の価値を探しにいく旅で自分のために生きてほしい。
【まとめ】
いや〜、本当にすごい作品をアニメ化していただきまして、それをリアルタイムで観ることができて感無量です。
劇場版くるかな?とも期待していたので、原作のストック的に劇場版も3期もあるとしてもだいぶ先になりそうですね。
やはり1期の描き方とはだいぶ毛色が変わって、1期を楽しんでハマったひとたちに送るサイドストーリーを深掘りしたような作品が「烈日の黄金郷」編ですね。
この辺りは劇場版「深き魂の黎明」と似たような感じかと思います。
ずっと映画並みのクオリティの作画の維持も素晴らしいですし、音楽も素晴らしく、メイドインアビスは制作スタッフ陣にとても愛されている作品だなとつくづく思い知らされます。
2期に関しての感想はずっと書いてきた通り、冒険のワクワク感やアビスの謎に迫る感じは1期が強く、2期は人の内面や心情をかなり繊細に描いたものであると感じます。
一度観ただけではなかなかスッと入ってきづらいストーリーではあるものの、何度も見ることによって新たな発見や、自分なりの考察などが湧き上がってきてもう一度最初から見たくなってきました。
まさにスルメアニメ!
「烈日の黄金郷」が終わって続きが早く見たい!気になる!という方は2期アニメが原作10巻まで描かれましたので、続きは原作漫画が11巻から読んでいただけると良いでしょう。
早くも3期が恋しいですが、つくし先生のお体を第一に労っていただき健康でこの作品を最後まで描き切ってくれることを願います。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント