こんばんは、たすです!
みなさんはオカルト漫画は好きですか?
古くは「幽遊白書」「うしおととら」最近では「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」なんかもオカルト漫画と言えますよね。
そのオカルト漫画ジャンルの新たなるホープが、ダダンダンでもなくダダダンダーンでもなく【ダンダダン】です!
【ダンダダン】は、龍幸伸原作で「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年4月6日から連載が始まり、電子書籍を含めた累計発行部数は120万部(2022年5月時点)を突破、ヒット作と言われる一つの指針である100万閲覧を更新するごとに達成しているんです!
「少年ジャンプ+」の看板作品である「SPY FAMILY」「怪獣8号」と並ぶ人気漫画として知られています。
今回はまだ漫画を読んだことがない方やダンダダン愛読者の方へ向けて【ダンダダン】の魅力や、あらすじと登場人物をご紹介していきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
【ダンダダン】3つの魅力
それでは本作の3つの魅力についてご説明したいと思います。
ストーリー展開
笑いあり、涙あり、オカルトあり、バトルあり、ラブコメありの何でも漫画です。
「そうはならんやろ!!」と常にツッコミまくりで読まざるを得ません(笑)
リアルではあり得ないくらいのぶっ飛び具合ですが、斜め上の展開とテンポの速さで読者を飽きさせることなく、呆れさせることもなく楽しめる作品です。
物語序盤はずっと笑いっぱなしの展開なのですが、「アクロバティックさらさら」の過去の話や、人間に取り憑いた「邪視」の過去の話は号泣必至です・・・。
個性的なキャラクターたち
本作はオカルトがテーマの作品なので、幽霊・妖怪・宇宙人などがわんさか出てきますが、主人公である桃とオカルン、その2人を取り巻く周囲のキャラクターたちのやりとりが面白いです。
むしろオカルト的存在よりも桃たちの個性が強すぎるくらいです(笑)
妖怪も「ターボババア」や「アクロバティックさらさら」など、妖怪に至るまでのそれぞれの過程も丁寧に描かれておりわかりやすく共感することができます。
本当にクズみたいなキャラクターも出てきますが、主要登場人物は基本いい人たちばかりです。みんな口は悪いですけどね(笑)
嫌な社会の現実を描きつつも、主人公であるギャルJKの桃がバッサバサに斬っていく時代劇感と、オカルンの純朴な少年漫画の主人公みたいな成長物語にも目が離せません。
圧倒的画力
「これ本当に週刊連載ですか?」と目を疑うほどの描き込みの多さ、緻密さ、圧倒的画力がハンパないです。
キャラクターたちの表情、動き、バトルシーンの背景の砕け散った破片の一つ一つに至るまでとにかく凄いんです。
その細かな描写により、オカルト的存在とのバトルシーンをよりリアルに感じさせてくれます。
【ダンダダン】漫画のあらすじ
それでは簡単に【ダンダダン】のあらすじ紹介をしていきますね。
主人公の綾瀬桃(あやせ もも)は理想のタイプが高倉健というちょっと変わったギャルJKです。
ある日桃は落ち込んでいました。
その理由は、顔は高倉健に似ていたが体目当てのクズみたいな男だった元彼氏にフラれたからです。
「高倉健のような硬派な男はいないのか」と嘆きます。(高倉健みたいな男は令和には絶滅したと思われますが・・・)
そんな桃の視界に入ってきたいじめの現場。
オタク少年に3人がかりでゴミを投げつけ喜ぶクソガキども最低。(いるんですよね1人じゃ何にもできないくせに数が増えると人を傷つけることを平気でやるクズ)
ガードするように少年の前に座りいじめっ子を睨みつけ、「ダッセェな〜クズしかいねえのかこの世は」と言い、立ち去る桃。
「どう見てもギャルの桃がオタクのジブンに話しかけてくるなんて『アレ』しかない」と、友達が欲しかった少年は得意のオカルト話で桃を繋ぎ止めようとします。
「オカルト好きなんですね!!」
宇宙人の話をゴリ押しする少年に対し「宇宙人信じてないから オタク特有の押し付けてくる感じマジウザイから だから友達いねえんだよ」といってしまいます。
その場を立ち去ろうとしたものの、やっぱり少年を気遣って言い過ぎたことを謝る桃。
そしてオタク少年に歩み寄るように「宇宙人は信じてないけど 幽霊は信じてる派だから」とフォローします。
しかし少年は「いや幽霊なんているわけないでしょ」とバッサリ。
お互いに宇宙人と幽霊の存在を相手に認めさせたい2人は勝負をすることになります。
それぞれ同時刻にUFOの聖地と心霊スポットに向かいます。
そこで桃と少年は奇しくも同じタイミングで、互いに「いるわけがない」と思っていた存在に遭遇するのでした。
少年は妖怪に呪われ妖怪となり、桃は宇宙人に開発され超能力者となります。
妖怪と超能力、新たなる力を持って妖怪と宇宙人に立ち向かう2人、何とか危機を乗り越えます。
そんな中、不意に少年から飛び出したあの言葉・・・・「ジブン、不器用なんで・・・」
俳優・高倉健の名台詞をまるで自分が高倉健かのように言った少年に動揺してしまう桃です。
動揺する気持ちを落ち着けるために桃は少年に名前を尋ねますが、その名前を聞いて桃は固まってしまうのでした。
そう、少年の名は「高倉健」だったのです。
このときめきは、恋なのか・・!?(それって恋の始まりじゃんよ)

【ダンダダン】登場人物紹介
・綾瀬桃(あやせ もも)
本作の主人公。ギャルJK。宇宙人は信じていないが幽霊の存在を信じています。
真っ直ぐな性格で曲がったことが大嫌い。好きなタイプは俳優・高倉健。
両親はおらず、幼い頃から霊媒師の祖母と2人暮らしをしています。
幼少期に初恋の男の子に祖母の魔除けのおまじないを馬鹿にされたことがトラウマとなっており、祖母に辛く当たってしまったことを後悔しています。
祖母の言う幽霊や妖怪の存在は信じているのに、なかなか素直に接することができずにいましたがオカルンとの出会いがきっかけで徐々に変わっていきます。
一見男勝りで誰とでも遊んでる風に見えますが、まだ見ぬ未来の高倉健のために貞操を守ってきた真面目なギャルです。
話の成り行きで高倉(オカルン)に教えられたUFOの聖地へ行くことになり、宇宙人に拉致されます。
理想の高倉健と似たような言葉をたまに出すオカルンに対し、友達以上恋愛未満の感情が芽生え始めて・・・?
・高倉 健(たかくら けん)
オカルト好きの男子高校生で俳優の高倉健と同姓同名。通称オカルン。
UFOや宇宙人の存在は信じているが、幽霊の存在は信じていません。
気が弱く、他人と関わらずに自分の殻に閉じこもるオタクのために友達は1人もいなかったが、桃にいじめ現場を助けられて桃と友達になろうとします。
話の成り行きで桃に教えられた心霊スポットへ行き、妖怪「ターボババア」と遭遇し呪われます。
呪われた影響で変身してしまうのですが、見た目がちょっと大人っぽくなり、髪の毛色も白髪ですらっとした気だるい感じの青年妖怪となります。
変身後の口癖は「萎えるぜ」
元々の卑屈な性格は変わらず、身体能力と口調が変わる仕様のようです。
桃に対して初めは純粋に友達として仲良くなりたいと思っていましたが、だんだん恋愛感情を自覚するようになります。
・綾瀬 星子(あやせ せいこ)
桃の祖母で霊媒師。
「ドドリア三太」と言う名前で素顔を出さないスタイルで、メディアで活躍しています。
その実力は、アイドルの年齢サバよみや隠し妻子がいることを言い当てたりと確かなものです。
結界術に長けており、結界の性質上ホーム(神越市)の中では最強であるが、自分の住む町以外では力は弱くなります。
桃の祖母と言うには若すぎる美貌の持ち主だが口は悪く、不思議な髪型と刺激的な服装にくわえタバコという強烈なおばあちゃんです。
孫を心から愛しており、全力で守ります。孫だけではなく、大人は子供のわがままを全力で受け止めるくらいじゃないとと思っているところがあり人情に厚い性格です。
・白鳥 愛羅(しらとり あいら)
自他ともに認める学校のマドンナ的存在の美少女。
初めこそ愛羅は高倉(オカルン)のことを「あのオタク超アホ面してた」とカス呼ばわりしていましたが、変身した高倉(オカルン)に助けられて以来、彼のことを好きになります。
妖怪「アクロバティックさらさら」との激闘の中、桃の力でアクさらのオーラを受け渡したことにより愛羅も変身できるようになります。
序盤はどうしようもない性悪女のように描かれていますが、根はいい子です。
愛羅が流した桃の悪評が知れ渡り始めた時に桃を本当の意味で理解したこともあり「デマを流したのは私。綾瀬桃は悪くない」とかばいます(白状ですね笑)
モテるけど恋愛経験は乏しいので全力で高倉(オカルン)にアプローチしてはドン引きされちゃう可哀想な子です。
・円城寺 仁(えんじょうじ じん)
通称ジジ。桃の幼馴染で初恋の相手。第一話に初恋の男の子として登場していた人物で超イケメン。
見た目は爽やかスポーツマンですが、言動は常におちゃらけで変な動きをよくしています。
呪われた家のせいで、毎日寝不足で疲れているが周囲の前ではそんな姿を微塵にも感じさせないくらいテンションが高いです。
両親が入院したことで桃の家に同居することになります。桃のことが好きでオカルンとは良き友でもあり、桃を巡ってライバルのような関係でもあります。
妖怪・宇宙人
・ターボババア
全国各地で暴れていた近代妖怪で昔は「100キロババア」と呼ばれていました。
ターボババアにかけっこで負けたら呪われると言われており、男性の大事な「モノ」を奪おうとします。
奪われた「モノ」を取り戻すために桃とオカルンはターボババアに鬼ごっこで勝負しようと挑発し、これに成功。
走りで自分を負かすものはいないとばかりに桃たちを必死に追いかけるあまり、テリトリーである正能市から出てしまったために負けてしまいます。
しかし意識だけ招き猫に封印という形で生き長らえることになり、桃たちと共同生活を送りつつタッグを組むことも多々あります。
完全な味方になったというわけではないのですが利害の一致により味方同然の生活を送っています。
・セルポ星人
惑星セルポから来た宇宙人。第1形態は人間のおじさんのような姿だが、股間が機械アームのようになっています。
第2形態は宇宙人そのもので身体中が縞模様。
種はオスしかいないので人間の女性を狙って種の繁栄を目論みます。
桃と廃病院で遭遇し、拉致。セルポ星人が桃の脳に念力を流した結果、チャクラが開き圧倒的な超能力が芽生えます。
ターボババアの呪いの力で変身したオカルンでも苦戦する相手だったが、能力全開の桃のキックで退治されます。
【まとめ】
今回は、【ダンダダン】の魅力やあらすじ、登場人物について紹介してまいりました!
いかがでしたでしょうか?
ダンダダンは現在単行本5巻まで発売されていますが、「少年ジャンプ+」で初回だけ全ての話が無料で見られます。
もし気になった方はジャンプラもチェックしてみてくださいね!
累計発行部数が120万部を超えているということは人気は間違いないのでアニメ化ももうすぐなのでは!?と勝手に期待しています!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
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