【アキバ冥途戦争】11話感想「萌えなき戦い」その戦いには萌えはあるか?

アキバ冥途戦争

こんばんは、たすです!

仕事納めした方も多いと思われますが、年末いかがお過ごしでしょうか?

アニメ好きな私としましては、じっくりとアニメ鑑賞を楽しみたいと思います♪

秋アニメもいよいよクライマックス、今回は【アキバ冥途戦争】の11話感想記事を書いていきます。

あっという間の11話、残すところ後少しなので思いっきり弾けた世界観に没頭しましょう!

それでは最後までどうぞお付き合いくださいね。

また本記事にはネタバレが多く含まれておりますので、未視聴の方やネタバレしたくない!という方はご注意ください。

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【アキバ冥途戦争】11話あらすじ

お萌様効果で大繁盛していた「とんとことん」に、
突如ケダモノランドグループから絶縁状が突きつけられる。
彼女たちを取り巻く状況は日に日に悪化し、
「とんとことん」は窮地に陥っていく。
そんな中、嵐子は絶縁になったのは自分が原因だと、
侍女茶館時代の凪との過去をみんなに語りはじめる。

アキバ冥途戦争公式サイトより引用

【アキバ冥途戦争】11話感想!

嵐子と末広、メイドと客という関係を超えて2人で駆け落ち寸前まで行ったものの、結局消されてしまった末広。

アキバのとんとことんはお萌様効果で客の入りも上々なようですが…。

宣戦布告

店長、調子乗ってますね〜w

やはりお萌様っていうのはアキバでは絶大な影響力があるんですね。

アキバの生態系ルールを破って勝ち取ったこのお萌様があれば、とんとことんも一気に人気店と駆け上がるのも夢じゃない!…と思ったら。

パンダがラジオ館のネオン部分に張り付けの刑に!!

©️アキバ冥途戦争製作委員会

ラジオ館の「オ」の字の部分で張りつけられているので、ラジ「パンダ」館に…ラジバンダリ?

順風満帆と思われたとんとことんでしたが、ケダモノランドグループから絶縁のお知らせが届きます。

やっぱり、お萌様登りの時の失態はお萌様を取った店であっても許されないのですね…。

代表・凪と嵐子の確執も根深いものがあるでしょうしね。

そこからはとんとことんに対する誹謗中傷のビラが貼られたり、他店メイドが嫌がらせに来店して客に絡んだりやりたい放題。

こんなことが萌えの聖地でまかり通るっておかしくないですかっ!?接客とは…萌えとは、なんなんですかっ!?

そして…なごみ推しのご主人様(赤井さん)が亡くなってしまいます。

それも他殺の可能性があるような死に方で、連れの2人もとんとことんに通いたいけれど、自分らも狙われてしまうのでは…とお店にはもう来れないと挨拶に来るのでした。

なごみやメイドにとって一番辛いのはご主人様に危害を加えられることですよね。

これは仕方ないことだと思います。

凪の器の小ささに苛立ちましたね〜。

メイドならメイドらしく可愛くしろよ!!って思いますけど、そもそもこのアニメがメイド=ヤクザみたいな設定なんで、怒っても仕方なかった!

出陣

ラーメン屋での嵐子の昔話により、凪との詳細な関係が明かされています。

嵐子「60年代、アキバで圧倒的な力を誇った美千代さんというメイドがおりました。今とんとことんがある場所には、美千代さんが開いたメイド喫茶『侍女茶館』がありました。自分と代表は、そこでメイドをしていたんです。メイドとして未熟な自分に、色々と教えてくださったのが代表でした。しかし、店の方針を巡り自分と代表は対立してしまいました。代表は、自分への恨みから絶縁にしたのだと思います。」

嵐子は、自分がけじめをつけてくるというのですが…。

なごみは自分もついていくと言い張りますが、「死ぬ覚悟、ありますか?」と嵐子に拳銃を向けられ狼狽してしまいます。

嵐子「覚悟がなければ足手纏いです」

嵐子〜;;たった1人で代表とナシをつけに行こうとするの、やっぱりかっこいいですね。

でもこれで、なぜ嵐子がとんとことんにこだわるのか分かりましたね。

とんとことんの入っている場所は元々自分にとっての大切なメイド喫茶があった場所だったから…。

だから嵐子はなんとしてもとんとことんとそこで働くメイドを守りたかった。

1人で本部に乗り込む前の、暗い店舗に挨拶するシーンがしんみりとした気持ちを誘います。

エレベーターを下りると、嵐子の目の前にはとんとことんオールスターズが!

嵐子「…!なぜ!」

ゆめち「エースがいなきゃ始まんないでしょ〜」

しぃぽん「放っておけないしね〜」

ゾーヤ「きのこだと名乗ったからにはカゴに入るです!

店長「絆の力見せてやろうぜぇ!」

ゆめち「お前最後まで嫌がってたろ」

相変わらずゾーヤの発言が意味不明すぎて面白いw 

なごみ「嵐子さん、私覚悟決めました。死ぬ覚悟じゃなくてみんなでとんとことんに帰ってくるって覚悟です!」

嵐子「皆々様、ありがとうございま…」(エレベーターが閉まる)

昔の建物のエレベーターって扉閉まるの早いし勢いが強いですよねw

ギラギライオンではゾーヤ&しぃぽんのドスの効かせた声が痺れました〜。

ギラギライオンの店長がとんとことんに人質にされていると報を受けたためか、ケダモノグループ本社では人の出入りが激しくなり本部の守りが手薄になります。

嵐子となごみはその手薄になった隙を狙っての、代表カチコミをするようです。

凪の指示により、ギラギライオン店長は捨て駒同然となったため、人質をとって立てこもっても容赦のない銃撃がゆめちたちを襲います。

ゆめち「ビビってんじゃねぇ!ケダモノどもを近づけさせるなぁ!」

ゾーヤ「いてこましたろうかぁぁ?」

ここで踏ん張ることで嵐子となごみの目的が果たされる!

頑張れゆめち・しぃぽん・ゾーヤぁぁ;;

店長は逃げるなよ〜?

対決

まさにラストダンジョンにふさわしい、ケダモノランドグループ本部への殴り込み。

2人は生きてこのラスダンから出てくることができるのか…。

人っこ1人いないロビーに違和感を覚えながらも、エレベーターに乗り込もうとするなごみと嵐子。

ピンポーン、とドアが開くとそこには多勢の敵メイドが…!

このままここで射殺されちゃうのでは?って思ったら、武器こそ取られてしまいますが2人は凪の元へ連行されてしまいます。

とととりあえず…撃たれなくてよかった!さすがW主人公、死なない!

通された部屋には凪が1人。

©️アキバ冥途戦争製作委員会

なごみはお萌様人形とたすきを返納します。

なごみ「こちらお返しします。お萌様になってしまい…申し訳ありませんでした!!」

必死で謝るなごみをお萌様人形で殴りつける凪。

凪は嵐子に幹部の席を用意してやるから、今からとんとことんのメンバー全員を殺してこいと言うのです。

どこまで汚い…。

しかし、嵐子が地位や名誉のために仲間を売る人間ではないということくらい、一度姉妹盃を交わした凪ならわかるはずです。

嵐子は凪から差し伸べられた手を取らないんです。

嵐子「自分にとって、とんとことんはかけがえのないものなんです」

とんとことんの絶縁を自分の命と引き換えに撤回してほしい、とだけ要求する嵐子。

血で描いた豚さんのお絵かき、これは上手い、上手いよ嵐子。

凪「おいお前!そのカニ頭、詰めてみろ」

でた!ツインテール詰め!ただ髪の毛カットするだけど…

なごみ「やらせていただきます!」

嵐子「なごみさん!だめです!」

なごみ「嵐子さん、私にも頑張らせてください!」

©️アキバ冥途戦争製作委員会

いやだから髪の毛切るだけだし伸びてくるけど(笑)

シリアスシーンがずっと続いてたので、ちょっとした笑いがあるのが救いですねw

涙の結末

一方ジリ貧なゆめちサイド。

絶望的な状況に「あたし先に行ってるわ…」と口の中に銃口を向ける店長。

ゆめち「店長のお前が諦めてどうすんだよ!嵐子となごみもがんばってる!とんとことんはお前の店だろ!」

店長「あたしの店……っ!!うおおおお!!あたしの店なめんなあああ!!!!!」

店長、単純で好きw

凪は今でも嵐子に執着する気持ちがあり、美千代に対しても特別な思いがあり、「なごみが美千代に似ている」という嵐子の言葉に嫉妬心が燃え上がってしまったんでしょうね。

自分を教育してくれた美千代が、嵐子の登場により、今までとは正反対の考え方で歩き出していることに我慢ならなかった凪。

一番美千代さんとのことにこだわってるのは凪自身なのではないでしょうか?

凪「アキバでは力が全て…力を持たないメイドには価値はない」

どうしても凪の根底にはこの考えがあり、この中でしか自分の価値を見出せないようですね。

力を持つことで、対等な人間関係からさらに遠ざかってしまう悪循環。

人と人との関係を、常に上か下でしか見られない悲しいメイド…それが凪です。

だから本当の絆で繋がれているなごみと嵐子を見ると、苦しい気持ちになってしまうのでしょう。

凪は嵐子と姉妹盃を交わしたところまでは良かったのに、姉妹関係の解消から転がり落ちるようにおかしくなってしまいましたね。

凪「選べ。私か、こいつか」

なごみが凪の手にかかり、一瞬冷静ではいられなくなった嵐子。

なごみ「嵐子さん!!だめです!嵐子さんにとって、代表はたった1人の姉妹でしょう!?」

この言葉が嵐子を迷わせてしまう…凪に向けた引き金を引くことをためらわせてしまいます。

嵐子「選べません。ウズコさんもなごみさんも大切な家族だから…ウズコさん!自分の命で許してください!!」

(ウズコというのは凪の昔の源氏名です)

嵐子「とんとことんは…自分の…家なんです!!

凪「36歳にもなって…みっともないな」

嵐子「お願い…いたします」

凪「泣くほど大切か?」

嵐子「はい!」

嵐子の姿にほだされたのか、凪は2人を許します。(今までの10倍おひねりちゃんを捻り出すという条件は出してきましたが…。

許されたのです!!

凪にも人の心があったか〜。

あくまでも姉妹だった2人という関係ではなくて、代表とグループ末端の平メイドとしての関係での決着となりました。

この辺りは殺るか殺られるかが当たり前の世界で、けじめをつけて温情をかけられるといういかにも義理人情の任侠ものっぽさを感じますよね。

さすが主人公補正、死なない。

生きて帰ってこれたとんとことんメンバー。

おひねりちゃん10倍で許してもらえただけでも奇跡なのに、「もっと値切れなかったのぉ?」って店長お前がそれをいうか(笑)

嵐子の笑顔になごみの「萌え〜」が萌え萌えすぎたw

平和なメイド生活が戻ってきたなごみは、嵐子と露天でショッピング。

2人はお互いに似合う髪留めを選んでいます。この光景見ると、2人は姉妹盃こそ交わしていないけれど本当の姉妹のようですよね。

ピンクのお花のヘアピンをなごみの後ろからそっと合わせている嵐子。

贈り物でお願いしますと言いかけたところに嵐子は何者かに刺されてしまいます。

そのままなごみの腕の中で意識がなくなる嵐子。

どう見ても絶命しているように見えますが…この後どうなるんでしょうか??

嵐子は一番死にそうだったけど、主人公補正で絶対死なないキャラなのかなって思っているので助かってほしいです…。

【まとめ】

以上が【アキバ冥途戦争】11話のあらすじ・感想でした!

ドンパチ激しいのと、ようやく詳細が明らかになってきた嵐子と凪の関係、そしてラストの嵐子襲撃。

クライマックスに向けてラストスパート決めてきましたね〜。

前回の嵐子×末広からの今回ですから、嵐子に対して幸せになってほしいっていう気持ちが高まったところでこれですよ…。

生きてて欲しいけれど、これもし嵐子が生きてたらなんかご都合感が出ちゃうだろうし、公式ツイッターを探しに行けば毎回の死亡者コメントがあるはずなんで…それを見てしまうのも嫌だなあ。

次週を見るまでは封印ですね;

それでは続きが気になりますが、今回はこれまで!次回12話感想記事でお会いしましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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